PTS(Pro- ficiency Testing Scheme)試験のような外部品質評価(EQA)プログラムへの参加は、欧州連合(EU)委員会指令2005/62/EC[1]、欧州議会及び理事会指令2002/98/EC[2]の施行、及びGPG(Good Practice Guide-line)[3]、並びに欧州評議会(CoE)血液成分の調製、使用及び品質保証の手引き[4]に規定されているように、品質管理システム(QMS)の必須要素として認められている、また、欧州評議会(CoE)の血液成分の調製、使用および品質保証に関する手引き(Guide to the preparation, use and quality assurance of blood components)[4]に規定されている。
国際標準化機構(ISO)/国際電気標準会議(IEC)17043:2010規格「適合性評価-技能試験 に関する一般要求事項」[5]で規定されているように、技能試験は、試験所間比較に基づく試験所の 実績測定のための方法である。PTSへの参加は、検査施設が作成するデータの信頼性を評価し、実証する客観的手段を提供する。従って、PTS試験では、ある種の共同研究で行われているような共通の方法の使用を規定されるのではなく、参加者は日常的な方法を使用するよう求められる。プロフィシエンシー検査は、検査施設の総合的な実績を対象とする。これには、試料の受領と保管から、実験室での実験作業、解釈、データと結論の報告用紙への転記までの全過程が含まれる。このプロセスのどの段階でも失敗があれば、検査室の熟練度に影響する。
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