2023年8月4日金曜日

ISO9001改訂作業

 

ISOは3年間、ISO9001改訂に対する正式な投票を無視してきたが、6回目の投票が最終的にISO9001改訂の方向へ進んだわずか1週間後、TC176は改訂の責任者となる作業部会のリーダー探しを開始した。

ISO9001改訂のための最初の投票(ISOの手続き上、唯一の "合法的な "投票)は、正式なシステマティックレビュー(SR)プロセスの一環として2020年に行われた。この投票は規格の改定に反対するもので、ISO事務総長のセルジオ・ムヒカや技術経営委員会のディック・ホーテンシウスのような、政治的、個人的な理由からISO9001の改定を切望してきた主要な指導者たちを怒らせた。そこでISOは、ポール・シンプソンやホセ・ドミンゲスのような不誠実な "スポークスパーソン "を動員して、SRを無視して全く異なる意見を提出することは全く正常なことであると人々に納得させようとし、その後3年間、ISO会員に投票を変更させようと積極的に活動した。

最終的に、6回目の投票の試みで、ISOは自分たちが望んでいた答えを得た。

だからISOは、改定を強行したときと同じように、思慮深く慎重な姿勢で前進すると思うだろう?

もちろん、ノーだ。

ISO TC 176は、1週間以内に、改訂プロセスの責任者となる作業部会のリーダーの指名を内部公募した。

このように、ISOの政治的、利益的動機に適うときには、ISOの手続きを非常識な年数引き延ばすことができる。しかし、ひとたび彼らが最初に望んだものを手に入れると、突然稲妻のように動き出す能力を持つ。

この最新の動きでさえ、芝居がかっている。ロリー・ハント、ホセ・ドミンゲス、デビンドラ・チャターグーンのいずれかがこの仕事を任されることは周知の事実だ。ISOは、またしても自らの手続きを無視し、TC176の役割を公然と利用して私腹を肥やす、深い葛藤を抱えた民間コンサルタントにこのプロセスを管理させることになる。それとも、もう見せかけだけの仕事はやめて、ナイジェル・クロフトに任せるのだろうか?

そして、これまでのISOプロセスの信憑性について皆に嘘をついてきた人物の一人である。

0 件のコメント:

コメントを投稿